なんてことない日記 パンの囁き
今朝、3時ごろに目が覚めて再び眠ったら金縛りにあった。久しぶりの金縛りじゃ。
なぞの人間二人に押さえつけられ、首を絞められている。
え?なんで?となった後にすぐ「負けるもんか戦ってやる!」と暴れながら大声で叫ぶのだけど全然声が出ない。
このやろう、このやろう、ともがき続け、だんだん金縛りが解けて覚醒してきて、相手の人間はシュルシュルと徐々に輪郭が薄くなっていき空気の中に流れ込んでいく。
それでも抑えられていた両手と膝にはくっきりと手の感触が手形のように残っていて、その感触をじっと観察していた。だんだん、ただの痺れに変わって、体を動かすことができるようになった。
金縛りは、たぶん体の感覚と夢の合体物だったのだろうけど
たとえ夢の中でもとにかく戦おうとしていた自分を誇らしく思ったし、幻のようなものが形を変えていく様子を観察していた自分もやっぱ変態だよな~と思って笑えた。
今日はぼちぼちと仕事をしながら、パンを焼いた。
30分に一回、軽くこねては放っておくを3回繰り返すとだんだん膨らんでくる。
焼きたてに耳を澄ませるとパリパリ・・・と囁く。
おいしくできた。今年は仕事は7割の気持ちでいく。やり過ぎないよ。憑き物が落ちたように、そう思ってる。

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